パンストはどのような下着?選び方のポイントも紹介

大人の女性なら誰でも一度はパンストを利用したことがあるでしょう。
そのような人でも、定義や選び方などを正しく理解していないケースが見受けられます。
これまでどおり使っていくだけなら、それでも問題ないかもしれません。
しかし、より快適なものを身につけたい思うなら、上記の理解をしっかりしておいたほうが良いでしょう。

 

正式名称はパンティストッキング

正式名称はパンティストッキングであり、これを略した俗称としてパンストという言葉が使われています。
もしくはストッキングという略し方をする人も珍しくありません。
いずれにせよ、腰のあたりから足のつま先まで覆っているのが特徴です。

基本的に一体型でないものは違うカテゴリーとして扱われます。
そう言われると、自分の使っているストッキングは形が違うという人もいるでしょう。
パンツに該当する部分がないものも存在しますが、そちらはセパレートストッキングと呼ばれています。

靴下のように2つで1セットになっており、片足ずつ履く点も靴下と同様です。
こちらはバリエーションが豊富であり、太ももからつま先までのタイプや膝下からつま先までのタイプなどがあります。
どの場合も異なるカテゴリになるので混同しないように注意しましょう。

 

パンストの選び方

ただし、パンストなら何でも良いというわけではありません。
選び方によって洋服の着こなし方まで変わってくるので、単なる下着だと思って軽んじないでください。
足をスマートに見せたいなら特に気を使う必要があります。

また、伝染しやすいので使い捨ての感覚で安価なものを選ぶ人も多く見受けられます。
 たしかにその選択が正しい場合もありますが、状況に合ったものを選択する習慣によって着こなしのレベルが上がる のです。

昔から存在する下着ですが、開発は現代においても着々と進んでいます。
素材などの工夫によって、従来よりも美脚に見えやすいものが多く誕生しています。

色もベージュが基本ですが、肌に合わせやすいように微妙に異なるバリエーションが販売されているのが実情です。
そう言われても、どのパンストを選ぶのが正解なのか分からないというケースもあるでしょう。

参考:パンストの選び方と種類

 

店舗のサンプルに腕を通してみる

店舗では生地のサンプルを置いてあるところが少なくありません。
その場合はサンプルに腕を通してみると参考になります。

自分の肌がどのように見えるのかチェックしてみてください。
同じサンプルでも、肌の色が異なれば見え方も変わるのが普通です。

想像より白寄りや黒寄りの場合もあるので、先入観だけで決めないことが大切です。
基本的には手首付近の色と比較すると良いでしょう。

ただし、マッチしているものが最適とは限りません。
スマートに見せたいなら、少しトーンが暗いものを選ぶのが得策です。

 

無理なく肌にフィットするパンストを選ぶ

また、軽く引っ張ってみることも忘れていけません。
無理なく肌にフィットしそうか確かめることは重要だからです。
腕周りよりも太もものほうが太いので、ストレスなく通過できそうか確認しておきます。

もし店頭に生地のサンプルが用意されていなければ、別の方法で検討しなければなりません。
コンビニは手軽に購入できるメリットがありますが、サンプルは用意されていないのが一般です。

この場合は生地を引っ張れないので、色のチェックだけを行いましょう。
ほとんどの商品はパッケージの外側から生地が見えるようになっています。
そこに自分の手首を当ててみて、色が合っているか確認してください。

 

パンストの色に関する注意点

ただし、一つだけ気を付けなければならない点があります。
パンストはパッケージから出すと少し色が違って見えることが多いのです。
なぜならパッケージの中には台紙があり、そこに巻く形で納められているのが一般的だからです。

もしパッケージが白であれば、実際よりも明るく見えていると考えましょう。
台紙から外すと少し暗くなったように見える可能性があります。
逆に台紙が黒ければ、外したときに少し明るくなったように見えやすいです。

また、違った観点として、ファンデーションの色をイメージするという方法もあります。
どの色が自分を美しく見せやすいか考えるときの参考になります。

 

着用するシーンに合ったものを選ぶ

また、着用するシーンに合ったものを選ぶことも大事です。
たとえば若手の社会人が着けるなら、肌に馴染みやすい薄いベージュが向いています。

濃いものを選んでしまうと、フレッシュな印象が弱くなりかねません。
逆に大人の女性らしさを演出したい場合は、ネイビーなどを選択することで洗練された雰囲気を出しやすくなるでしょう。
ファッション全体のバランスを考慮して選ぶのが基本ですが、シーンにもうまく対応させることで着こなしが上手になります。

 

締め付けが強すぎると血流が悪くなる恐れがある

実際に履いてみたら、今後のために圧着の具合をチェックしましょう。
締め付けが強すぎると血流が悪くなる恐れがあるので気を付けてください。

とはいえ、緩すぎるとフィットしにくいですし、引き締まって見えにくいというデメリットもあります。
大切なのは評判に惑わされず、自分が快適だと思えるものを選ぶことです。
パンスト動画