競馬をする時に知っておくと役立つ馬券の種類

初心者が競馬を始める時にまず知っておいた方が良いのは、馬券に関する情報です。
どの券を購入するかによって、当たる確率も大きく違ってくるために、それぞれの種類の特徴を十分に把握しておく必要があります。

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単勝

数ある馬券の中でも、初心者でも購入しやすいタイプのものとして人気があるのは単勝です。
これはレースに出走する全ての馬の中から、一着になる馬を予想するだけで良い非常に簡単な券です。
馬の違いについてよくわからない初心者にも購入しやすい券で、単勝で馬券の買い方を覚えてから他の券の買い方を覚えていく人も多くいます。
この種類の券は、レースに出場する馬の数が2頭以上の場合に発売されています。
単勝の券を購入する場合には、購入したい競走馬につけられている馬番号を指定して購入する必要があります。
馬番号は一頭の馬ごとにそれぞれ違う数字がつけられているので、自分の購入したい競争馬の馬番号も簡単にわかるようになっています。

複勝

単勝で馬券を購入する人に慣れた人は、複勝という券の買い方も理解しやすくなります。
複勝が単勝の券と大きく違っているのは、複数の競走馬の順位を一緒に予想しなければいけないことです。
このタイプの券は3着までに入る馬を全て当てなければいけないために、1位になる馬を当てれば良いだけの単勝と比べると、非常に難易度が高くなっています。
複勝が販売されるのは、5頭以上の競走馬がレースに出場する場合のみです。
なおレースに出走する競走馬が7頭よりも少ない場合には、2着までを予想すれば良いという特別なルールがあります。
この複勝の馬券も単勝と同じように、それぞれの馬につけられている固有の馬番号を指定して購入するルールです。

競馬の馬券の一つ複勝で稼ぐためのコツとは?

応援馬券

応援馬券という種類の券も販売されていて、この種類の特徴としてあげられるのは、2つの種類の券をまとめて購入できることです。
セットになっているのは単勝と複勝で、どちらも同じ馬の馬券がセットになっています。
好きな馬を応援したい場合に購入されることが多い馬券で、券のデザインも通常のものと若干違いがあります。
通常の馬券の場合には、券の右上の部分には特別な文字は印刷されていませんが、応援馬券の券にはこの部分に「がんばれ」という文字が印刷されているのが特徴です。
見た目にも非常にわかりやすいので、応援馬券を購入したことを簡単に確認できます。
「がんばれ」という文字の下には、その競走馬の名前や馬番号が印刷されています。
応援馬券は、それぞれの競走馬につけれれた馬番号ごとに、馬券が1枚発券されます。
応援馬券で使用されるオッズや払戻金は、単勝や複勝の馬券で設定されているものと同じものが使用されます。
購入するために支払う必要のある金額は、マークカードに記入されている金額の2倍になりますが、これは同じ金額の単勝と複勝の券を一緒に購入するためです。

枠連

競馬で販売されている馬券の中には、馬番号以外の数字を指定して購入できるタイプの馬券もあります。
こうしたタイプの馬券の中でも特に有名なのは、枠連という種類の馬券です。
この種類の券が単勝や複勝の馬券と大きく違っているのは、それぞれの馬につけられている枠番号を指定して、券を購入することです。
枠番号も各競走馬に必ずつけられているということでは馬番号と共通していますが、大きな違いとなっているのは、枠番号は複数の馬に同じ枠番号を使用できることです。
2頭の競争馬に同じ枠番号がつけられている場合には、そのうちのどちらかが1着や2着になっても賭けに的中したことになります。
枠連では、1着と2着になる馬を同時に予想する必要があり、枠番号を2つ選んで券を購入します。
枠連の大きな特徴としてあげられるのは、1着と2着になる競走馬の組み合わせを予想すれば良いことです。
それぞれの競走馬の順位まで当てる必要はなく、予想した枠番号の馬がそれぞれ1着と2着のどちらかに入れば、予想は的中したことになります。
順位を予想しなくても良い分、初心者にも購入しやすいタイプの馬券です。
枠連の券は、レースに出走する競走馬が9頭以上の場合に販売されています。
発売が開始された時点でレースに出走する競走馬が8頭以下になった時でも、同じ枠に2頭以上が出走する場合には、枠連を購入することは可能です。

まとめ

なお海外競馬では、枠連の販売はありません。
1着と2着に入る競走馬を予想する馬券としては、枠連の他に馬連という種類の馬券もあります。
馬連が枠連と大きく違っているのは、枠番号だけではなく馬番号で、1位と2位になる馬を予想するところです。
枠連の場合には枠に含まれている馬のどれかが1位か2位になれば良い分、予想もしやすいですが、馬連で使用する馬番号は1頭の馬しか指定できないので、その分難易度が高くなっています。
1着と2着になる馬の組み合わせを予想すれば良く、順位まで予想しなくても良いところは、枠連と共通しています。